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子どもの虫歯予防にシーラントとフッ素ケアをしてみた結果

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子どもの虫歯予防

子どもの虫歯予防は日ごろの食生活や歯磨きの習慣に気を付けることがとても大事ですが、それ以外の対策として歯医者での『シーラント』や『フッ素塗布』があります。ただ、シーラントにはメリットだけでなくデメリットもあるので理解したうえで施術を受けましょう。

我が家の予防歯科の記録

息子の歯医者通いは生後10ヶ月から。きっかけは乳歯が欠けたこと

私は幼いころから虫歯になりやすく、歯医者通いが絶えませんでした…そのせいもあり、自分の子どもにはそんな思いはさせたくないと強く思っているのですが、虫歯予防に力を入れるきっかけは息子が10ヶ月になったころのこと。

ちょうど前歯が生えてきたな~と思っていたところ、ある日突然、歯茎から顔を出し始めていた歯がポロリと落ちてきたんです…

え?!どういうこと??歯が落ちてきた?これ、前歯が生えてこないってこと?!

と、焦りに焦った私は歯医者に駆け込みました。歯医者で診てもらったところ、

歯科医

生え始めの一部が欠けただけで残りの部分はちゃんと生えてくるでしょう。

ということだったので一安心。

歯科医

ついでに、他の歯にフッ素塗布しておきましょうね。離乳食も始まっているので、歯に食べかすが残らないように気を付けてあげてください。

という先生のアドバイスに従い、その日は虫歯予防のためにフッ素塗布もしてもらいました。私も主人も虫歯になりやすく、息子もそうなのではないかと心配していたので、この通院はいいきっかけになりました。

 

ちなみに、欠けた前歯は先生の言う通り、問題なく生えてきました(多少他の歯よりも透明度があり、欠けた感じはありましたが、傍目には分からないレベルで一安心)。

 

フッ素塗布は3~6ヶ月おきに

このフッ素塗布、赤ちゃんのうちからしても平気なの?そんなに早い時期にする必要がある?と疑問に思いましたが、虫歯予防に使う程度であれば人体への影響はほとんどないのだとか。

私たちが虫歯予防に使っているフッ素は、猛毒であるフッ素とは異なり、フッ素をその構造内に持つ化合物である「フッ化物」です。「フッ化物」にはフッ素ほどの毒性はありません。

さらに、「フッ化物」の使い方や、フッ素の量・濃度には制限もあります。通常、虫歯予防に使用されているレベルの「フッ化物」は、使い方さえ誤らなければ人体に悪影響を及ぼすことはありません。

引用:やるべき?避けるべき?子どもの虫歯予防にフッ素塗布は有効 | EPARK歯科

実際、歯医者の先生にも

歯科医

乳歯は永久歯に比べて柔らかいから、虫歯になりやすいんですよ。虫歯になると生え変わりにも影響するから、フッ素で歯を強化するために1歳前後から塗布するのをおすすめしています。

という説明を受けました。

3~6ヶ月に1回の頻度で歯医者に行くのは面倒ですが、フッ素塗布をするときは歯のクリーニングからやってもらえるので、日ごろのケアが十分か自信がない私としては、通わない不安より通ってプロにケアしてもらう安心のほうが通う大変さにまさるので継続しています

0歳のころから歯医者に通っているから、息子は歯医者さんを全く怖がらないのもメリットの1つかも。息子の中では『歯医者=歯を削る怖いところ』ではなくて、『歯医者=歯をキレイにするところ』みたい。

奥歯が生えそろった3歳ころにシーラントを施術

そんなこんなで、3~6ヶ月スパンで歯医者に通ってフッ素塗布をしていたのですが、奥歯が生えそろったころに歯医者さんからこんな提案をされました。

歯科医

奥歯はギザギザしていて虫歯になりやすいから、シーラントをおすすめしていますがどうでしょう?

シーラントという言葉を聞いたことがなかったので、どんなものかをその場で説明してもらい、虫歯予防のために施術をしてもらうことにしました。

なかなか聞きなれない『シーラント』ですが、虫歯を防ぐためにはとても効果的。ただ、先生にも説明されましたがその効果を維持するには定期的なメンテナンスが必要なので、その辺の注意点をしっかり理解したうえで施術することが大事です。

 

シーラントとは?そのメリット・デメリット

シーラントのメリットは虫歯予防

では、そもそもシーラントとはどんなものなのでしょうか?

シーラントとは、奥歯の溝の凸凹を埋めて、虫歯菌が繁殖しないようにするものです。埋め込む素材はプラスチックで、奥歯の凸凹や前歯の裏側など、虫歯になりやすい部分に施します。

引用:子どもの歯を虫歯から守る!歯医者さんもおすすめする「シーラント」の働きを紹介 | EPARK歯科

奥歯は溝が多いので、そこに食べ物のカスが残りやすく、虫歯になりやすいんだそうです。そのため、その溝を埋めて凸凹を減らすことで、虫歯になりにくくする施術がシーラント

つまり、虫歯になってからの治療ではなく、虫歯になる前に行う予防歯科ということです。

 

シーラントのデメリットは外れやすいのでメンテナンスが不可欠

溝がある場所の虫歯予防に効果的なシーラントですが、歯の溝にプラスチック素材を埋めるという処置のため、詰め物のように外れてしまう可能性もあるのがデメリット。シーラントが欠けた状態で放置すると、シーラントと歯の間に汚れがたまりやすい状態になってしまい、シーラントが無い状態よりも虫歯になりやすいということにもなりかねません。

私も、

歯科医

シーラントが欠けていたら塗りなおす必要があるので、定期的に検診に来てくださいね。

と施術時に説明を受けました。

また、凸凹がある部分が虫歯になるのを防ぐ施術のため、それ以外の歯の表面や、歯の隙間などはシーラントでは虫歯を防げません。つまりシーラントだけでは、全ての歯を虫歯から守ることはできないということ

そのため、虫歯を予防するならシーラントだけでなく、フッ素塗布も併用するのが効果的と言われています。

他にも、虫歯にならないための歯みがきのコツなどは花王のオーラルケア情報がとても分かりやすいのでおすすめ👇

乳歯期の歯みがきQA(0~6歳)

 

実際にシーラントをしてみた感想

では、実際にシーラントをしてみて、効果はあったのか?というと、間もなく6歳になる息子は虫歯もなく、健康な歯を維持しています。

3ヶ月に1度歯医者に通うのは面倒に感じるときもありますが、シーラントのチェックとフッ素塗布も兼ねていますし、何よりも虫歯になっていないかをプロにチェックしてもらえている安心感のほうが大きいので苦になりません。

子どもの虫歯は見た目では分からない(白く濁るところからスタートする)ものもあるらしく、そういった虫歯予備軍を早めに見つけるには定期的に歯科検診に行くのが得策だなと実感しています。

ちなみに、3歳でシーラントの施術をしてから、6歳になるまで欠けたり外れたりは今のところありませんでした。

ちなみに、予防歯科は保険適用外なのですが、シーラント保険適用されます

  • シーラント:保険適用
  • フッ素塗布:自費(1,000円前後)

ただ、フッ素塗布は歯医者さんによって費用が異なり、私が息子を連れて行っているところでは無料でやってくれるのでとても助かっています。費用がかかる歯医者さんの場合も、3~6ヶ月に1回で数百円~1,000円前後なので、虫歯で歯を失うことに比べれば小さな出費です。実際、歯を失ってうん十万円のオールセラミックの歯を入れたとしても、本物の歯には叶わないと言われています。

自分自身の歯というのはお金を出しても買えない大切なものなのですが、その大切さに気づくのは虫歯になってからなんですよね…だからこそ、子どもにはしっかりと予防の大切さを教えていきたいものです

 

シーラントは乳歯だけでなく永久歯にもおすすめ

我が家は、息子の乳歯が生えそろったタイミングでシーラントをしましたが、そろそろ新たに六歳臼歯と言われる永久歯が生える時期です。なぜか息子は生え変わりが平均より早いようで、もうすぐ6歳になる息子の抜けた歯は7本で、すでに4本が永久歯になっているので、6歳臼歯も早いのではないか?ということ。

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歯医者さんにも

歯科医

そろそろ奥歯がもう一本生えてくるころなので、生えたらシーラントをしたほうがいいですね。

と言われています。

乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいためシーラントを薦められたのですが、永久歯なら大丈夫かと言ったらそんなことはないんですよね。特に六歳臼歯の生え始めは歯ブラシが届きにくいので注意が必要だとアドバイスされました。

 

特に生え変わりの時期は歯磨きがしにくいので、虫歯になりやすい時期とも言われます。虫歯ゼロで生え変わりを迎えたお子さんも、永久歯が虫歯にならないようにしっかりと対策をしてあげましょう。

花王のオーラルケア情報のQA(生え変わり編)がとても分かりやすいのでぜひ見てみてください。

生え変わり期の歯みがきQA(6~12歳)

 

施術をして終わりではなく定期検診を受けよう

虫歯にならないためには日ごろの歯みがきはもちろん、ダラダラ食べをしない、虫歯になりやすい食べ物を控えるなど、日常生活で気を付けるポイントはたくさんあります。ただ、それでも虫歯になるときはなりますし、いくら歯医者さんでシーラントやフッ素の塗布をしていても、一時的な施術ではあまり意味はありません。

日本では歯医者=虫歯治療で通う人が多いですが、海外ではむしろ健康な歯を維持するための予防歯科を目的に通う人が多いのだそうです。日本の場合、予防目的だと保険適用外となるのが予防歯科が普及しにくい大きな要因と言えますね。

虫歯治療は保険適用されますが、歯を失うほどの虫歯になってからだと、その費用も莫大なものになります。

お金を払ってまで通わなくても自宅のケアで十分と過信せず、定期的に歯医者で診てもらうことで虫歯を予防し、早期発見で初期のうちに治療するようにしましょう。

 

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