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小学生の読書感想文。書き方のコツをマスターして自分で書けるように

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読書感想文の書き方

今でこそ、文章を書くのが大好きな私ですが、小学生のころは本当に読書感想文が大嫌いでした。これは私だけでなく、多くの小学生が「夏休みの宿題で嫌なのは?」というアンケートに対して、読書感想文と答えるほど。せっかくの夏休みなのだから、憂鬱な気分で過ごすのは嫌ですよね…ということで、今回は読書感想文の書き方のコツを分かりやすく解説します。

読書感想文って必要?コピペはあり?

読書感想文を書く意味

私が子どものころに感じていたのは、「読書感想文なんて意味あるの?」ということ。本当に読書感想文が苦手で、中学生のころは先生に怒られようが提出しなかったほどです(良い子はマネしちゃだめだよ)。

ただ、今になって思うのは、その意味付けというのを大人がしっかりしてあげないと、子どもは漠然とやらされている感を抱いてしまい、本来得られる効果を得られないということです。

この意味付けとは「将来のためよ」「本を読む良い機会よ」というのとは違います。

大人になった私が思うのは、読書感想文を書くことで

  • 読書を通して得た情報を自分の中で消化する能力を培う
  • 自分だったら(主観)と、他の人から見たら(客観)の違いを学ぶ
  • 自分が思ったことを文章で表現する能力を培う

の3つが可能だということです。

インプットからアウトプットに変える能力

大人になればなるほど、文字」から情報を得ることが多くなります。仕事の書類やマニュアルはもちろん、研究者なら技術書、ニュース、育児なら育児書や地域からのお知らせ、たくさんの情報を文章から読み解きます。

たしかに、本を読んで感想を書くという機会は大人になってからはほとんどないでしょう。

でも、何か文章を読んで、それを理解し、自分の行動につなげる。これは日常的にあることです。

 

つまりインプットからアウトプットへ変換する。

 

その過程が読書感想文を書くということに盛り込まれています。ビジネス書なんかだと、「インプット・アウトプット」がかっこいい感じで書かれていますが、ビジネスだけでなく日常生活で誰もがやっていることなんですよね。

それが意識的に行えるようになると、人のことを思いやる行動につなげたり、現状の問題を見つけて改善したり、効率のいい方法を考えたりできることが多くなるわけです。

 

つまり、生きるための考える力が育つということ。

 

「あ~この本(映画)面白かった~」(インプット)で終わらず、そこから自分の行動を顧みるきっかけ(アウトプット)にする。

 

「このニュースの話、かわいそうだよね~」(インプット)で終わらず、自分で気を付けられることはないか考えるきっかけ(アウトプット)にする。

 

このアウトプットに落とし込むというのは、大人でも難しいことで、ビジネスの場面ではかなり口うるさく言われる職場もあります。だからこそ、小さいうちからインプットをアウトプットに落とし込む癖をつけることって、とても大事なことなんです。

すべてコピペするのは子どものためにならない!

最近は大学の卒論ですらコピペで済ませる人がいるほど。それだけ、ネットで調べればコピペを推奨するような内容のサイトや、コピペ可能な文章を閲覧することが容易になっています。

確かに、コピペすることで、読書感想文の構成や、表現の仕方を学ぶことはできるでしょう。人は、真似ることで覚え、成長していくものですからね。

しかし、コピペした読書感想文を提出するというのは、また別の話。同じようにコピペした生徒が他にもいた場合、まったく同じ内容になるためコピペであることがすぐにバレてしまいますし、コンクールに出す作品に選ばれた場合、ばれたときの周囲の反応は更に面倒なものになります。

 

最悪の場合、著作権に関わる問題に発展することも。

 

ですので、(無いとは思いますが)おうちの方から積極的に、お子さんにコピペを推奨するということは無いようにしましょう。語彙が少なく、言い回しが思い浮かばないという場合は、参考になる文例を自分の言葉・考えに書き換えて使うようにし、すべてをコピペするというのは避けるのが賢明です

 

子どもが読書感想文を苦手に感じる理由

子どもはなぜ読書感想文を苦手に感じるのでしょうか?

それは「書き方が分からない」に尽きると思います。大人だって、インプットしたものをアウトプットするのは難しいのですから、子どもなら尚更ですよね。

「面白かった」という感想しか出てこないのも仕方がないことなんです。

私が小学生のころ、読書感想文が宿題として出されても、書き方を教えてくれた大人はいませんでした。そのくせ、書いたら書いたで「感想が足りない、あらすじが多すぎる」とダメ出しを受けるわけです(最近では読書感想文の書き方をまとめたプリントを配ってくれる学校もあるようで、羨ましい)。

で、「そっか、あらすじだけ書いちゃだめなんだ…。じゃあ、何を書けばいいの?面白かった以外、何があるだろう?」と頭を悩ませ、毎年、夏休みが来ると読書感想文が憂鬱になるわけです。

そして、夏休みの期限ぎりぎりになっては怒られ、提出しなくて怒られ、「もう感想文なんてなくなれ!」と強く思ったものです。

そんな私は、今こうして文章を書くことを生業としてます。本を読むのも好きですし、そこから色々考えを巡らせ、表現することも大好きです。

あれだけ、読書感想文が嫌いだった私がなぜ、文章を書くことが好きになったのか?

それはアウトプットをするコツとその楽しさを知ったからです。

 

方法を知らなければ、うまくはできないし、子どもが自分でその方法を調べるというのは難しいことです。

「感想」を聞かれて「面白かった」しか出てこないのもうなずけませんか?

 

読書感想文に取り組む前に

お子さんが読書感想文に苦手意識を抱いているなら、

  • 何のために書くのか(目的)
  • どうやって考え、文章にすればいいか(手段)

を教えてあげましょう。

まず読書感想文を書く目的ですが、「宿題だから」以外の理由を伝えるのが大事です。

読書感想文の目的
  • ただ本を読むのではなく、より深く理解すること
  • その本が自分に何を与えてくれるかを考えること
  • 本を通して自分と向き合うこと
  • 理解したこと・学んだこと・感じたことを文章にすること
  • 書くことで自分の考えを整理すること
  • 文章で自分が考えたことを誰かに伝えること

ただ、これらの内容を子どもにそのまま伝えても、難しいので、もう少しお子さんが分かりやすい言葉で伝えるようにしましょう。

子どもに読書感想文の目的を伝える例文

本を読んで「面白い!」って思えるのは素晴らしいことだよね。でもなんで面白いって感じるか考えたことある?それを考えてみると、もっと色々な発見があるんだよ。

「主人公みたいになりたい!」って思うから面白いのかもしれないし、主人公と似ている部分があるから面白いって感じるのかもしれない。逆に、「こんなことは自分だったら絶対しない!」「したくない!」という想いもあるかもしれないよね。そういう、自分の隠された気持ちに出会えるの。

本が面白かったら面白いと感じた理由を、面白くなかったら何で面白くなかったのかを考えて、それを文章にして整理するのが読書感想文なんだよ。自分が後で見返して、「この本を読んでこういうことを考えたり、新しく知ったな」っていうのを思い出すためでもあるし、他の人に、この本を読んで自分が考えたことを伝えることができる。

自分が本を読んで何かを感じるのと一緒で、他の人も、あなたが書いた読書感想文を読んで「こんな考え方もあるんだな」って新しい世界を知るきっかけになるかもしれないんだよ。

といった感じで、「宿題だから書かなければいけない」というよりも、自分のために書くという方向に意識を向けましょう。特に、「上手く書かなければいけない」と力みすぎているお子さんの場合は、余計に迷走することがありますので、上手く書こうとしなくても良いということを伝え、プレッシャーから解放するのがポイントです。

 

次に、読書感想文を書くためのコツを教えてあげましょう。

 

読書感想文の書き方(手段)
  • 読書感想文の構成を知るべし!
  • 構成を考えるために必要な情報の残し方を知るべし!

読書感想文を効率的に書くには、構成書くための情報を残す方法を知ることです。

読書感想文の基本的な構造は

  • 書き出し(本を選んだ理由、きっかけ)
  • 本題(簡単なあらすじ、本を読んで感じたこと)
  • まとめ(本を読んで得られたこと、一番心を動かされたこと)

です。そして、これを書くためには、読書中に感じたことなどをメモしておくことが大事。ただ、これだけを伝えても、子どもが自分でやり方を考えるのは難しいため、最初は読書メモのシートや、構成シートを準備してあげましょう。

 

この、読書メモと構成シートはこの記事の最後でダウンロードできるようになっているので、ぜひ活用してください。

それでは、どのように読書感想文の書き方をサポートすればいいのか、5つのステップに分けて見ていきましょう。

 

小学生に書き方をマスターさせる5ステップ

1、えらぶ

読書感想文:本の選び方

まずは、読書感想文の題材となる本選びです。「本選び」というのは、何冊も読んでいるうちに、自分の好みや、読み切れる量などが分かってくるものなので、低学年のお子さんや普段あまり本を読まないというお子さんの場合は、おうちの方が本選びをサポートしてあげましょう。

本を選ぶときに押さえておきたいポイント

本選びのポイントは、

  1. 子どもの年齢にあった本
  2. 無理なく読めるページ数
  3. 興味がある内容、似た境遇・経験を描いている

です。子ども向けの本には、対象年齢が記載されているので、それを参考にするといいですね。また、お子さんの読書レベルに応じて本の厚さ(ページ数)にも気を付けてあげましょう。

本を読むのが苦手というお子さんに量の多い本を読ませると、読み切るまでに時間がかかってしまい、読書感想文を書くのが面倒に感じる原因になってしまいます。

本を読みきり、感想文を書きあげる」ことができるようにサポートするというのが大切です。

どんな本を選べばいい?

また、内容もなるべく本人が興味のある内容(おとぎ話、動物と関わるお話、スポーツのお話)や、経験したことのある内容(引っ越し、ペット、祖父母、兄弟、友達との喧嘩)などを選ぶと、自分の考えを膨らませやすいです。

読書感想文だから新しい本を読まなければというわけではなく、これまでに読んだことがある本を読み直して、感想文にするというのも書きやすいのでおすすめです。

 

お子さんが読みたい本が分からないという場合は、王道ではありますが、やはり課題図書から選ぶのが無難。ただ、課題図書は人気があるため図書館などでも早々に借りられてしまうので、早めに選ぶようにしましょう。また、課題図書以外にも、感想文向けの本は書店や図書館で特集が組まれることが多いので、上手に活用してください。

あくまでも本を選ぶのは子ども

本を選ぶときは、お子さんに「この本にしなさい」と一方的に選ぶのではなく、「この本は○○について書いてあるみたいよ」などと、内容を簡単に説明してあげて、お子さんが「読みたい」、「興味がある」と思えるものを選ぶのがポイントです。

読み始める前から読書メモを

本を選んだ時に

読書感想文では、最初に本を選んだきっかけを書くと、順を追って感情や考えの変化を文章にしやすいです。そのため、本を選んだ時点で、その理由やきっかけを読書メモに書いておきましょう。

2、よむ

読書感想文:本を読むときのサポート

読書感想文の本を読むときのポイントは、

  1. 読む前の考えをメモしておく
  2. 読んでいる途中にもメモをしておく

の2つ。それぞれを読書メモに書いておきます。

① 読む前の考えをメモしておく

本を読む前に

人は読む前にある程度、その本に期待を抱くものです。「こんなお話かな?表紙がキレイだから、内容もワクワクするものだといいな」など、読み始める前に本に対して感じることをメモしておくと、読み終わったときに、「最初は○○だと思ったけど、××な話だった」「予想通り、○○なお話だったけど、私が考えていた以上に××だった」など、比較して考えを膨らませることができます。

② 読んでいる途中にもメモを

読書中にメモ

本を読んでいると、「この言葉素敵だな」、「主人公はきっとこんな気持ちだろうな」、「もしかして、自分も○○かな?」などと、いろいろな考えが頭に思い浮かびます。しかし、読書中に思い浮かんだことというのは、読み終わってから思い出そうとしても、なかなか出てこないことが多いのです。

だからこそ、印象に残った内容は読書メモに残しておきましょう。本に付箋を貼るというのもいいですが、その時に感じたことや、疑問に思ったことは言葉で書き記しておくと、後から振り返るのが楽になります。

また、本を半分ほど読んだところで、そこまでの感想や、クライマックスにかけての期待などもメモしておくと、感想文を書くときの材料になりますよ。

 

読書が苦手なお子さんの場合

読書が苦手な子ども

読書が苦手なお子さんの場合、本を読み始めるまでに時間がかかったり、なかなか読み進められないなんてことがありますよね。そんなお子さんの場合は、次の方法を試してみてください。

  1. おうちの方も読書をして、家族で本を読む環境を作る
  2. たまに声をかけてあげる(本の内容について会話してみる)
  3. おうちの方も同じ本を読んでみる

本の内容が難しいと、何度も同じ場所を繰り返し目で追うだけになってしまい、内容が頭に入ってこないことがあります。大人も、自分にとって難しい本というのはなかなか読み切れないですよね?子どもも一緒なので、無理に読み切らせようとせず、ページ数が少なく簡単な内容の本に変えてみるというのも一つの手ですよ。

3、まとめる

読書感想文:本をまとめるときのサポート

読み終わったら、本を読んでみて感じた感想をメモしておきましょう。また、全体から受け取った感想とは別に、読書中のメモなどを参考に、本の中で一番印象に残った箇所や、心を動かされた箇所をまとめておきます。

読み終わったら

低学年のお子さんや、読書感想文が苦手なお子さんの場合、この最後の感想や印象に残ったことが「面白かった」という漠然とした感想で終わってしまうことがあります。なかなか感想が膨らまない場合は、読み終わったあとにインタビューしてあげることで「面白かった」以外の感想を引き出してあげましょう

感想を引き出すコツ

ちょっと、めんどくさいな…と感じてしまうかもしれませんが、やってみると3~5分ほどで終わるので、毎年、「読書感想文があらすじだけになってしまう…」というご家庭は、一度試してみてください。

4、かく

読書感想文:感想文を書くときのサポート

読書シートに感想もまとめたし、早速書いてみよう!といきたいところですが、その前のひと手間がポイント。私も小学生のころ、いきなり原稿用紙に書いていたのですが、なかなか書き方が決まらず、書いては消しを繰り返していました。そうならないためにも、まずは書く内容の構成を決めておきましょう。

構成は大まかに分けると

  1. かきはじめ
  2. 本題(感想の中身)
  3. まとめ

の3パートに分かれます。構成シートを準備して、そこに書いていくと、流れが分かりやすくなりますよ。

読書感想文の構成シート

構成シートで感想文の流れを考えたら、その流れにそって原稿用紙に清書していきます。

① かきはじめ

書き始めには、読書シートに書いた本を選んだきっかけを書きましょう。

例えば、、、

  • わたしはいぬがだいすきなので、ひょうしにかかれたいぬのえをみて「ぜったいにこれがよみたい」とおもいました。
  • 僕は本を読むのが大嫌いです。でも、宿題をやらないとお母さんにも先生にも怒られるので、図書館に本を探しにいきました。なにを読むか決められなくてウロウロしていたら、図書館にいたお姉さんが声をかけてくれたのです。お姉さんに、僕は本が嫌いなこと、野球が大好きなことを話したらこの本を教えてくれました。

などなど、本を選んだときのストーリーがあるのなら、それも含めて書くとより内容が膨らみます。いつもだったら読まない本だけど、誰かに勧められて読んでみたら面白かったというのは、読書を通して得られた大事な経験です。

② 本題(感想の中身)

読書感想文のメインとなる部分です。読書感想文が初めてのお子さんや、苦手なお子さんの場合は、

 

(A)簡単なあらすじ(B)印象に残った箇所(C)その部分に関する感想・考え

 

の流れで書き、(B)と(C)を繰り返しながら、本から得た感想や学びを書いていきます。

(A)の書き方の例

「(本の題名)」は、主人公のAが迷子の犬と出会うところから物語がはじまります。最初は家の人に許してもらえず公園でお世話をするのですが、途中××で、~~というお話でした。

(B)→(C)の書き方の例

途中で主人公のAは○○という行動をとりますが、私にはそれがあまり理解できませんでした。なぜなら~~だからです。でも、読み進めてみると、最後は××になったのでよかったと思います。このことから、私は○○を学びました。

構成を考える段階では、順番は気にせず、(B)→(C)の組み合わせを箇条書きでいくつか書き出してから、話の流れを考え、最後に箇条書きの横に書く順番をメモしておきましょう。

直接紙に書かず、大き目のポストイットを使って、順番を入れ替えながら組み立ててもいいですね。

③ まとめ

最後のまとめ部分は、読書メモで書いた「本を読んで一番印象に残った箇所」についてまとめます。物語全体を通して、得たもの・本を読む前と後で変わったこと・学びを通して今後どうしていきたいかなどで感想文を締めくくります。

  • この本を読んで、大人になっても○○でいたいと思いました。
  • ○○が救われなくて悲しかったので、将来、そういった人を救える仕事をしたいと思いました。
  • ××の存在を初めて知り、きっと私が知らないことは、この世界の中にたくさんあるんだなと感じました。

 

クオリティを上げるなら最後にタイトル決めを

読書感想文のタイトルは、基本的に『「(本の題名)」を読んでが無難です。ただ、小学校高学年であれば構成を考えた後に、感想文の主題に合わせて、ちょっと凝ったタイトルを付けてみるのもいいですね。

タイトル例
  • 「(主人公)とわたし(ぼく)」
  • 「○○が教えてくれたこと」
  • 「わたし(ぼく)が見つけた○○」

こういった、本の題名を使わないタイトルを付ける場合は、必ず読書感想文の本文のどこかに、本の題名を入れるようにしましょう。

構成が上手くいかないときは手紙形式でもOK

小学校低学年のうちは、あらすじをまとめたり、感想を書くのが難しいお子さんが多いです。そのため、構成シートを書いてみても上手くいかないという場合は、本の主人公に宛てた手紙形式にすると、書きやすくなりますよ。

5、みなおす

書いた読書感想文の見直し

原稿用紙に清書したら、最後に自分で書いたものを読ませて、見直しをさせましょう。

  1. 文字数が〇文字以上になってること
  2. 文章はおかしくないか?
  3. 漢字の間違いや、文字の抜けはないか?

の3つをチェックポイントとして、お子さんに伝えると、見直しの精度があがります。

もしお子さんに「読んでもいいよ」と言われたら、おうちの方もチェックしてあげましょう。おうちの方がチェックする場合は、先ほどのチェックポイントの通り、文字数や誤字脱字などを中心に確認をし、内容に関するダメ出しは控えましょう。

本が面白くなかったときの解決策

読書感想文で困るのが、本を読んでみたけれど面白くなかったときです。私も小学校高学年のとき、ちょっと背伸びして海外の青春小説を読んだのですが、海外の文化になじみがないこと、自分の経験では想像もできない場面ばかりで難しすぎたため、まったく読書感想文の筆が進まなかった経験があります。

その時は、ほぼほぼあらすじをまとめて終わらせてしまい、「これは感想文じゃない」と先生に言われた記憶が…。

もし、お子さんが本を読んで「面白くなかったからどう書いていいか分からない」と困っているようだったら、少しサポートしてあげましょう。

本が面白くなかったとき

「面白くなかった」という感想の中にも、その原因がいくつかあるはずです。よくあるのが、

  1. 共感できなかった
  2. 難しかった
  3. 期待した結末ではなかった

というもの。その原因から、掘り下げていき学びにつなげるというのも、子どもの能力を伸ばすきっかけになります。

共感できなかったのであれば、「なぜ共感できないのか?」「自分だったらどうするのか?」など、共感できない理由や、実際に自分がそういった経験をしたらどうするのか、自分とは違う行動をとった主人公はどんな気持ちだったのかなどを考察してみるといいですね。

内容が難しかったという場合は、どこが難しかったかを考えてみましょう。知識がないのであれば、そのことについて調べてみるのもいいですし、おうちの方が同じ本を読んでみて、どの辺が難しかったか一緒に会話してみるのもいいですね。「難しいから無理」とすぐ投げ出すのではなく、自分で調べたり、人に聞いたりして、こういうことなのかな?と考えられそうであれば、それを掘り下げて読書感想文にしてみましょう。

期待した結末とは違った場合、大人でも少し残念な気持ちになることがありますよね。その残念な気持ちになった、理由を突き詰めて考えてみることで感想文の中身になりますよ。

ただ、これらのことを考えてみても、なかなか内容が思い浮かばない…という場合は、無理に内容をひねり出さず、短めの本を読み直すことをおすすめします。

それでも文章が出てこない…という場合は

書き方のコツを知っていても、文章の表現が上手くできないという場合があります。そういうときは、文例を見るのが一番。自分が言いたいことに近い文章を見れば、意外とスラスラ書き出せるものです。

そんなお子さんにおすすめなのが、『読書感想文がスラスラ書ける本』です。この本のいいところは、文例はもちろん、原稿用紙の使い方までしっかり書かれているので、初めて読書感想文を書くお子さんにもぴったりです。

学年ごとに本が分かれているので、年齢に合わせた書き方を学べます。学年にあったおすすめ本の紹介もあるので、何を読んでいいか分からない…という人にもおすすめ。

小学1年生・2年生向け

小学3年生・4年生向け

小学5年生・6年生向け

 

書き方さえマスターすれば親の負担も激減

読書感想文は書き方さえ分かってしまえば、翌年も同じ手法で書くことができます。慣れてくれば、自分なりに表現の仕方を変えて書いてみるというアレンジも。

本を読むのが苦手、書くのが苦手というお子さんの場合も、おうちの人が「読書感想文を書くコツ」を分かっていれば、アドバイスしやすいものです。

1年生の場合、小学校に入学して3~4ヶ月しかたっていないのに、読書感想文を書かなければいけないというのは、結構ハードルが高いことのように感じます。

親がやってしまおうか…という考えが頭をよぎりますが、なるべくできる道筋をつけられるようにサポートしてあげて、翌年は自分で書けるようになってくれれば親の負担も減ります

 

今回ご紹介した「読書感想文の書き方のコツ」はこちら↓からダウンロードできます(※読書メモや構成シート付き)。

 

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