先日衣替えで不要な服を選別しました。子どもの服を合わせるとダンボール2個分ほどになり、どうしたものかなと思っていたところに、ちょうどニュースから『古着deワクチン』という言葉が聞こえてきました。今回は、古着deワクチンでできる社会貢献について、実際に利用してみた感想も踏まえてご紹介します。

古着deワクチンって?

image

古着deワクチンとはいらなくなった私たちの服を活用して、開発途上国の子供たちにワクチンを提供するサービスです。ワクチンだけでなく、いらなくなった服を現地の人が売ることで雇用を生み出しています。

他にも、古着deワクチンの梱包キットは国内の福祉作業所に依頼していおり、障がい者の雇用も促進しています。

 

開発途上国の現状

開発途上国では未だに5人に1人は予防接種を受けられず、予防できるはずの病気で亡くなる子どもがいます。その数、1日にして約4000人。ワクチンを与えればいいというわけでもなく、そのワクチンを適正な温度で管理するインフラやワクチンを打つ技術をもった人が必要となります。この5人に1人、4番目までの子が助けられるなら5人目も助けたい。そんな人たちが開発途上国へワクチンを送るため様々な活動をしています。

  • 日本リユースシステム株式会社
  • (株)リクルートマーケティングパートナーズ(ゼクシィBaby)
  • 認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会

上記の2社1団体で取り組んでいるのが古着を活用した寄付です。

※以前はリクルートライフスタイル(赤すぐ・妊すぐ)が共同企画していましたが、赤すぐネット廃止にともない、現在は同じリクルート系列のゼクシィBabyがコラボレーションしています。

現代の日本では安価な服が手に入りやすく、流行によってすふぐ不要な服をだしてしまう人も多いですよね。そういった服は捨てられたり、古着としてお店に売られたりという末路をたどります。これを開発途上国のワクチン問題に生かそうというのが古着deワクチンという取り組みです。

 

私たちが送った古着はどう活用される?

1口で5人にワクチン提供

古着deワクチンで古着を寄付すると1回につき5人の子どもにワクチンが提供されます。

 

輸出販売による雇用促進

衣類やバッグ・靴・服飾雑貨は主に開発途上国に送られます。これらの古着などはそのまま寄付されるわけではなく、開発途上国で安価に輸出販売されるのです。それにより生み出された仕事が新しい雇用を生み出し開発途上国内の経済に貢献することができます。

雇用を増やし、全体的に収益を増やすことで間接的にワクチンを受けることができる人たちを増やせるということになります。

 

さらにクーポン利用で1人分のワクチンに

古着deワクチンを利用すると協賛企業のクーポンをもらえるのですが、それを使うことでさらに、もう1人分のワクチンが寄付されます。さらに古着deワクチン利用後に口コミを書くことで、ワクチンが1人分寄付されるようです。

 

古着deワクチンの手順

古着の量を確認

まずは寄付する古着の量を確認しましょう。段ボールは縦×横×高さの合計160cm・25kg以下という制約がありますのでご注意ください。上記を超える場合は、口数を増やして別の段ボールで送る必要があります。

 

ネットで申し込み

古着deワクチンの公式ページで申し込みをします。

 

※以前は段ボールを自宅に送ってもらうこともできたのですが、現在は段ボールセットは廃止中のため、自分で段ボールを用意する必要があります。

 

段ボールを用意し届いた送り状で準備

申し込みが完了すると、数日後に送り状が届きます。段ボールに寄付する洋服を入れて記載した送り状を貼って古着を送る準備をしましょう。

 

佐川急便への集荷依頼・集荷

荷物の準備ができたら、佐川急便に集荷の依頼をします。あとは集荷に来た佐川急便の人に荷物を渡し完了です!

 

赤すぐネットからのポイント受け取り

赤すぐで利用できるクーポンが1口あたり1000円で届きます。そのため、段ボールは自分で用意したほうが、安価に寄付ができます。なるべく自分で段ボールは用意したほうがよさそうですね。

現在は赤すぐネットが廃止になったため、赤すぐのクーポンではなく協賛企業のクーポンが同封されてくるようです。2017年11月現在のクーポンは注文ページに記載されているのを確認すると、「宅配クリーニング リナビス」、「TENNET」、「ライフオーガナイザー」の割引クーポンが利用できるようです。

 

古着deワクチンで送れるもの

現在下着の古着は受け付けていないようです。送れるものは以下の通りです。

  • 衣類全般(夏・冬服ともにOK、マタニティ、子ども服・ベビー服含む)
  • バッグ(革・布など)
  • 靴(ブーツ、パンプス、サンダル、スニーカー、ビジネスシューズ、スポーツシューズなど)
  • 服飾雑貨(マフラー、ストール類、スカーフ)
  • 帽子(布・革・ニットなど)
  • ポーチ、ベルト、ハンカチ、手袋、サングラス(すべて男性・女性・子ども用ともにOK)
  • ネクタイ、ヘアアクセサリー(カチューシャ、バナナクリップ、シュシュなど)

※最新の注意事項は申し込みページで確認してください。

 

実際に使ってみた感想

私が古着deワクチンを利用したときは、赤すぐネットのクーポンをもらえたので、そのクーポンを利用して子どもの服を購入しました。自宅で段ボールに古着をつめて集荷してもらうだけなので、方法はとっても簡単。

ただ、赤すぐネットが廃止になったことで、別の会社が主体となり運営を開始したばかりなので、すべて以前の通りとはいかないようです。今後、更なる改善を目指すということなので、これからに期待ですね。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?季節の変わり目に大量の不要な服が出た場合は、ぜひこのサービスで開発途上国の子どもたちに手を差し伸べてあげましょう。

そんなことをしなくても、お金を寄付すれば?と思われるかもしれませんが、物は捨てるよりも誰かに再利用してもらったほうがいいですし、なにより、お金で解決するのではなく、私たちが送った物資でビジネスを起こし現地の人たちの力で収益を上げるということに意味があると思います。これまで、寄付はしたいけど、どこに持っていったらいいのか分からなかったという人は、ネットから簡単に申し込めるので「古着deワクチン」をぜひご活用ください。

 

この記事が気に入ったらフォローしよう!

こちらの記事も人気!