「あれ?髪の毛すごい伸びてる!さて、今回はどこで切ろう…」なんて悩むママも多いのではないでしょうか?我が家は男の子ということもあり、切って2ヶ月持てばいいほうです。少しでも前髪が伸びてくると邪魔に感じるのか「ママ、髪切りたい~」と言い出す始末。毎回美容室に行っていたら結構な出費です。ということで、子どもの髪の毛を切るなら、どんな方法が良いのかメリット・デメリットを徹底解剖したいと思います。
キッズヘアサロンは初めてのカットやここぞというときに
激混みの『ズッソキッズ』から学ぶキッズヘアサロンの魅力
子ども向けのヘアサロンといえば『CHOKKIN"S(チョッキンズ)』、『CHOKI・CHOKI(チョキチョキ)』や『ZUSSO KIDS(ズッソキッズ)』が何店舗か展開しているので、ネットで調べていると目にすることが多いですよね。我が家も、ネットで検索して、行けそうな場所にあった『ZUSSO KIDS(ズッソキッズ)』でヘアサロンデビューしました。
こんな感じで、おしゃれな雰囲気の『ズッソキッズ』ですが、実際に行ってみると写真のイメージとはまるで違うではありませんか!!!
すごい数の子どもに、カットを見守る家族、切り終わったけど兄弟待ちの小さい子と、かなり賑わっています。写真だと人が少ないから、落ち着いた雰囲気を想像してしまいますが、全然違うんですね。
それだけ人気の店舗ということなのですが、写真のイメージを頭に抱いていくと、ものすごく圧倒されてしまいます。
ちなみに、電話予約した時点で、空きが少なかったです・・・15分間隔で予約入っているのに、空きが少ないってすごいですよね?
15分単位の予約だけど、1人あたりの時間が15分というわけではなく、カットやシャンプーをすごい効率的に流れ作業のようにやっているので、回転率が高いのだと思います。
皆さんとても手際がよく、子どもの扱いに慣れている。カットの時間が長引けば長引くほど、子どもの機嫌が悪くなるので、これはとても重要なポイントです。
そして、キッズ専用ヘアサロンの大きな特徴と言えば、このような車の形のイス!当時「髪の毛切りに行こうか?」と言っても、「イヤ!!」と拒否をしていた息子も、この写真を見せた瞬間に「行く~♡」とノリノリになりました。ヘアサロンに連れ出す口実にもってこいです。
ただ、全部が車の形をしたイスかというとそうではなく、いたって普通のイスもあります。初めて行くママは、見た瞬間に「これ、車のやつ座れなかったらどうしよう…」と焦ることでしょう。
でも安心してください。ズッソキッズでは、1人1回は座れるようにしてくれるので、最初はふつうのイスでも、シャンプー後に座らせてもらえます。混み合っていると忘れられることもあるので、ママが「まだ車のイス座ってないんですけど?」と声をかけてもいいかもしれません。まあ、ママが言わなくても子どもが「あっちがいい~!!!(絶叫)」と騒ぎだすと思いますが…
更に、DVDも見せてくれたりオモチャを持たせてくれたり、カットの間も飽きさせない工夫がたくさん。ふつうのイスから車のイスに移動したときも、観ていたDVDまで移動してくれました。優しい。
最後の仕上げに、髪の毛のセットまでしてくれたうえ、ヤクルトがもらえるというサービスの良さ。(※セットと言っても、本格的なセットではなく、ワックスなどで整える程度)
もちろん、カットの腕も良いです。短時間なのに、納得の仕上がり。こんな感じで、雑誌に出てくるおしゃれボーイみたいな髪形にしてもらいました↓
ということで、お値段もそれなりに高く3,800円。大人のカットと大差ありませんね。でも子どもが愚図りだす前にカットが終わる手早さなので、自宅でカットすると、愚図られて大変…というお子さんには本当におすすめです。
探せば意外とある穴場のキッズヘアサロン
専用のキッズヘアサロンではなくても、普通のヘアサロン内にキッズスペースを設けているところもあります。私が行ったヘアサロンに「ここは穴場!」というところがありました。一見、おしゃれな大人のヘアサロンという感じなんですが、案内されて店内を進んでいくと、奥のほうにキッズ専用のカットルームと、子どもが遊べるスペースがあるんです。
子どものヘアカットはもちろん、ママがカットしている最中に遊ばせておくことができるんですね。
しかも、大人がふつうにカットするスペースとは完全に区切られているので、子どもが少し騒いだとしても、そこまで気になりません。
美容院探しに便利な「ホットペッパービューティー 」ですが、実はキーワード検索で「キッズスペース」と入力すると、子連れでも行ける美容院に絞り込めるんです。
キーワードは「子連れ」でもいいかもしれませんが、中には子供が遊べるスペースがない普通の美容院もまぎれていることがあるので、「キッズスペース」のほうが確実です。
キッズヘアサロンのまとめ
- 子どもの扱いに慣れているのでヘアカット嫌いのお子さんにぴったり
- 赤ちゃんの髪の毛で筆を作れるところもあるので初カットにもおすすめ
- カットの価格は3000~4000円
- 大人顔負けのヘアスタイルにしてもらえる(パーマをかけてくれるとこもあり)
- 落ち着いた雰囲気を求めるなら有名どころを避けて穴場を探すべし
キッズメニューがあればママ行きつけの美容院でもOK
子どものヘアカットというと、キッズ専用のところを探しがちですが、普通の美容院でも子どものカットはしてくれるので、ママが行きつけのサロンで何歳からOKか聞いてみましょう。
ただ、注意したいのが、お子さんが小さいうちのカット。幼稚園入園前(0~3歳)のお子さんの場合、髪を洗ってもらうのが怖くて泣いたり、途中で飽きて騒ぎ出したりと結構大変です。
そういった点でいうと、やはり大人メインの美容室よりは、キッズ専用の美容室のほうが対応に慣れていたり、子どもが飽きない工夫がされているので安心。
「子どもと一緒にママもヘアカットしてもらお~」と思って一緒に予約するのもいいですが、結局ママのカットに時間がかかり、子どものほうが早く終わってしまうということも。
まだ一人で待っていられない年齢のうちは、ママと子ども、別々でカットしたほうがママも気疲れせず、一人の時間を満喫できます。
特に乳幼児期は片時も離れず赤ちゃんと一緒にいるので、ママのヘアカットのときはお子さんをパパに見てもらうなどしてリフレッシュする時間をつくるほうがおすすめです。
1000円カットは舐めてはいけない!
「安かろう悪かろう」は単なる先入観だった
ずっと前から存在は知っていたものの、「どうせ安かろう、悪かろうでしょ…」と全く選択肢に挙がっていなかった1000円カット。ですが、これがビックリ!
と言い出したパパがQBハウスに偵察に行ったところ、まるでいつもの美容院に行ってきたかのような仕上がり。
え?1000円でその仕上がりなの? ていうか、今までの美容院って…
と驚かざるを得ません。コストカットのためかシャンプーはなく掃除機で頭を吸われるなど、普通の美容院と違うところは数多くあれど、髪の毛を短く保ちたい男性にはぴったりなのかも。
というか、これなら息子も1000円カットでいけるんじゃないか?という考えがムクムクと湧き上がってきます。
ものは試しにということで、その翌日1000円カットに行った息子↓
ふつうにアリです。
そしてとにかく、早い!安い!上手い!(牛丼ではありません)
当たりはずれはあるでしょうが、美容師さんも子どもの扱いが下手なわけではなく、男同士でなにやら楽しく語り合っていたようです。なんだか、大人になったな~。
QBハウスのホームページにも、このような注意書きが↓
小さなお子様(未就学児)の場合は、事故防止の観点より一人で椅子に座れる、カットの間動かずにじっとしていられるお子様であればカットいたします。
有名どころのQBハウスがおすすめ
ということで、以前までは自宅カットとキッズヘアサロンを併用していた我が家に、1000円カットという選択肢が加わりました。
むしろ1000円カット7割、自宅カット2割、キッズヘアサロン1割という下剋上状態。
だって、キッズヘアサロンに1回行くなら、1000円カットに3~4回行けますからね。素晴らしいです。
ただ、この1000円カットはお店選びも大事。我が家は安定した腕前のQBハウスの常連ですが、一度だけ浮気をして家の近くの1000円カットに入ってみたことがあるんですね。
でも、そこが酷かった…
おばちゃん1人でやっているらしく、すごく待つうえに、雑で、センスもない。切ってもらったパパは見事に襟足が消え去り、おっさんチックな髪形になりました(翌日、仕事帰りにQBハウスに行って調整してもらったらしい…)。
ということで、できることなら大手の1000円カットを選ぶようにしましょう。大手は教育もしっかりしているし、ノウハウも蓄積されています。ってテレビの1000円カット特集で言っていました。
1,000円カットのまとめ
- QBハウスなら安定の腕前
- 同じ1000円カットでもお店によってはハズレがあるので要注意
- 安いだけでなく早く終わるから子どもが飽きない
- 子どもは一人で座っていられることが条件(QBハウスの場合)
節約したい&美容室に行きたがらない場合は自宅カット
自宅カットは意外と難しいし時間がかかる
節約したいのであれば、一番お金がかからないのが自宅カット。でも、これが一番大変だと思います。
ママもヘアカットに慣れていないからとにかく時間はかかるし、その分子どもの機嫌も悪くなる。小さいときは、10分程度しかじっとしていられず、3日に分けて切っていました。
- 1日目に前髪
- 2日目に襟足
- 3日目に頭頂部と全体の調整
みたいな。
3歳以降は30分くらいならテレビ見ながらふつうに切らせてくれるので大分楽になりましたが、それでも、「テレビ見えない~!」とか「髪の毛チクチクする~!」とかうるさいです。
と、いつもてんやわんやでした(笑)
そして、切っている大人も疲れます。もうバリカンで一気に丸めてやりたくなりますが、それは断固拒否の息子なので、母は頑張っています。
慣れればママの腕も上達!初めてのカットと比較
「髪の毛くらい切れるよ~」と甘くみていた私。頭の中では、完成イメージと手順が確立されていたのですが、初めてのカットの結果はこちら↓
ーーま、まるちゃん?
なんだか激しく女の子っぽくなってしまいましたが、私の中では神木隆之介くんみたいな爽やかボーイになるはずでした。が、なりませんでした。
いざ、切り出してみるとめっちゃ難しい。どこをどう切ったら、理想の髪形になるかが全く分かりません。
もう、いろいろなサイトを参考にして、試行錯誤を繰り返し、ついに4年目。ママの腕も上達しましたよ。いや、長い道のりだった。
ここにたどり着くまでには、たくさんの苦労がありました。こうやって子どもも親も成長するんですね。子育てって、いろんなスキルが磨かれていきます。
ちなみに、私が参考にしたサイトの中でもおすすめのもの2つをご紹介します。
動画付きで分かりやすい👇
男の子の髪の毛の切り方が分かりやすい!ヘアスタイル例も参考になるけど、カッコいいスタイルはちょっと練習が必要そうです👇
子ども用のハサミより専用のものが便利
さて、自宅カットをするなら揃えておきたいグッズをご紹介しましょう。ハサミは必需品ですが、赤ちゃん本舗などで売っている『ベビー用散髪バサミ』みたいなのは、とても使いづらいです。結局、大人用のちゃんとしたハサミを購入しました。
基本の3点セットはこれです。左端のコームはQBハウスでもらったもの。これがなかなか使いやすく、自宅カットでは重宝しています。
使っているハサミはギャッツビーのセルフカットセット。小さめのサイズで、ママも使いやすいです。お値段もお手頃だし、子どもの散髪にぴったり。
あとは、髪の毛をキャッチするこちらがあると便利です。ゴミ袋とかでもいいんですが、やはり専用のものがあると髪が散らばらなくておすすめ。
やっぱりバリカンほしいな~。
→結局バリカンも買いました。
2018年7月追記:
ついにバリカンを導入しました。最初はコツがつかめず、くりくり頭に…↓
でも数をこなしてると、アタッチメントの切り替えも何となくコツがつかめてこんな髪型にもできました↓
はさみでチョキチョキするよりもバリカンのほうが断然らくちんです(*^-^*)
我が家が購入したのはこちらのアタッチメントがたくさんついているタイプ↓
自宅カットのまとめ
- 美容院代はかからないけど時間と体力をつかう
- 続けていればママのヘアカットスキルが上がる
- バリカンはあったほうが良い(ハサミだけだと恐ろしく時間がかかる)
さいごに
いかがだってでしょう?さすがに息子が6歳ともなると、あれこれ試行錯誤して、落ち着くところに落ち着いております。ご紹介した内容を簡単にまとめると…
まとめ
- 初めてのカット(筆を作る)または大事なイベントの前はキッズヘアサロンがおすすめ
- 普段は1000円カットと自宅カットを上手く使い分ける
です!やはりキッズヘアサロンは高いですからね。「1000円カットって微妙そう~」と思っている人は、一度利用してみましょう。ママが切るより失敗も少なく、時間も短くて済みますよ!